きんちゃんのブログ

西武ライオンズを、野球を愛する者です。

セオリー通り

とても面白い試合でした。

伊東監督の試合運びにはいつも感心させられています。

セオリーに忠実で、勝ちに対する執念深さ。

さすがと感じさせられる場面がいくつかありました。

昨日の試合でもそうでしたが、一つだけ腑に落ちない采配が…

なぜ、9回裏、ノーアウト2塁のチャンスで鈴木大地選手にバントをさせなかったのか。

あの場面、バンドでランナーを3塁に送り、まずは同点にするのがセオリーでは。

なぜそうしなかったのか。

仮に同点にしても、この試合は勝てないと踏んだのか。それとも、その後出てくるバッターには正直期待できないとみたのか。

この発想が出てきて、それが采配にあらわれた瞬間、この勝負は終わりだったようです。

そう思って見ていたからかも知れませんが、鈴木大地選手からは悲壮感しか漂わず、福浦選手にはまったく打たれる気はしませんでした。

1アウト3塁で福浦選手なら、ちょっと恐かったですね。


指揮官の気持ちが勝負を分けた気がします。

貫くのが強さですね。

勉強になりました。